Amazon EC2がバージョンアップ。静的IPアドレス割当と物理的サーバ位置を指定可能に
Amazon EC2が新しいサービスを発表しました。静的IPアドレスに関するElastic IP Addressesと、物理的なサーバ位置に関するAvailability Zonesです。
Elastic IPはアカウントに対して紐づけられた静的なIPアドレスで、好きなインスタンスに対して割り当てることができます。これを使えばDynamicDNSを使って更新を通知することがなくなります。インスタンスの数によって、IPアドレスの数も変わるようです。
自分に割り当てられているIPアドレスを知るのは「ec2-allocate-address」というコマンドです。API Toolsもバージョンアップしているので、ダウンロード&置き換えが必要です。
次にAvailability Zonesです。これは仮想的であるために物理的な場所によらないAmazon EC2ですが、同じサーバに仮想サーバがあった場合、一台のサーバの不具合で複数のインスタンスが影響を受ける可能性があります。また、これはデータセンターレベルでも同様です。それを防ぐためにAvailability Zonesを使って物理的な場所を指定してやることで、電源やネットワークの冗長性をはかることができます。
このAvailability Zonesを知るのが「ec2-describe-availability-zones」です。現在、このコマンドを実行すると次のように返ってきます。
$ ec2-describe-availability-zones
AVAILABILITYZONE us-east-1a available
AVAILABILITYZONE us-east-1b available
AVAILABILITYZONE us-east-1c available
これを見る限り、現在は東側に1つの拠点、3つのゾーンがあると言うことでしょうか。以下は今回のバージョンアップによって追加されたコマンドです。
- ec2-allocate-address
- ec2-associate-address
- ec2-describe-addresses
- ec2-describe-availability-zones
- ec2-disassociate-address
- ec2-release-address
以前にあったAmazon S3の障害のようなケースを防ぐための手段になりそうです。
via Amazon Enhances EC2, Embraces Failure [ Programmable web ]
Amazon Web Services Developer Connection : Feature Guide: Amazon EC2 Elastic IP Addresses
http://developer.amazonwebservices.com/connect/entry.jspa?externalID=1346

